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いつか徳島登録の転職理由10位を紹介!3位スキルアップ、2位やりがいを感じたい、1位…

2024年に転職支援サイト「いつか徳島」登録をいただいた人材からの転職理由から、徳島の転職を検討する人材の動向を分析。企業の皆様には、今後の採用や離職防止にご活用いたただければと思います。(データ取得時期:2024年1月~2024年8月)

「いつか徳島」の登録者の転職理由のトップ10

1位 給与をアップさせたい
2位 やりがいを感じる仕事をしたい
3位 スキルアップしたい
4位 業界・会社の先行きが不安
5位 現職以外の仕事に挑戦したい
6位 土日に休みたい
7位 肉体的または精神的につらい
8位 職場の人間関係に問題があり環境を変えたい
9位 休日日数を増やしたい
10位 スキルや資格をより活かせる職場で働きたい

番外

・会社の評価方法に不満がある
・残業を減らしたい
・徳島へのUターンを希望している
・徳島への移住や転居を希望している
・徳島に限らず地方への移住を検討している
・リモートワーク勤務で働きたい
・副業がしたい
・子育てしやすい環境で働きたい

それでは、転職理由の詳細について解説していきます。

1位 給与をアップさせたい。

給与をアップしたいという理由が一番多いというのは近年の傾向だと感じます。特に、働く人にとって物価高が進む中、給与アップは切実な願いです。

徳島県の最低賃金は全国ワースト2位。各県ごとに検討する上乗せ額が最も低い1円だったことに起因するなど、徳島県全体として、人件費についてはシビアな面があるように感じます。しかし、賃上げのニュースが盛んになる中、自社での昇給がない・少ないと働くモチベーションの大幅なダウンにつながり、離職にもつながります。

買い手市場の時代は「給与は後からついてくる」と人材・企業ともに考える傾向があり、給与についての不満は言い出しにくい環境もありました。また、転職時にも給与についての質問もタブー視されているような面もありましたが、今は、給与額をより詳細に、正確に伝えない企業は、内定を出しても辞退されることもあります。

人材からの応募がない・少ない企業は、一般的な水準と比較して自社の給与が十分かどうかの検討を行うことがお勧めします。

2位 やりがいを感じる仕事をしたい
3位 スキルアップしたい
4位 業界・会社の先行きが不安
5位 現職以外の仕事に挑戦したい

こちらも最近の登録者で転職を希望する理由で増えてきている項目です。以前の転職理由の多くは、ハラスメントや職場になじむことができなかったことなど人間関係や長時間労働などが転職理由の大部分を占めていました。しかし、働き方改革やハラスメント対策が進む中、一定の満足する働き方ができるようになったため、より仕事に対して、仕事に対してやりがいや成長を、会社に対しては将来性を求めるようになったのではないかと思います。

「やりがいを感じる仕事をしたい(2位)」は裏を返せば、今の職場ではやりがいを感じられていない、「スキルアップしたい(3位)」では、今の職場ではスキルアップができないと感じるということではないでしょうか。また、「業界・会社の先行きが不安(4位)」「現職以外の仕事に挑戦したい(5位)」は、現職に対しての停滞感や不安感の高まりを感じます。

企業は、人材の採用・離職を防ぐためには、

◎やりがいや成長を感じる仕事となっているのか
◎社員に対して中長期的な将来性・成長性を見せることができているのか

が大切になってくるようです。

6位 土日に休みたい
9位 休日日数を増やしたい

共働き世帯が増える中で、特に主たる育児を担う女性に多い要望です。男性においても、育児を大切に考える方は、土日休みではない職種から土日休みの職種に転換したいとお考えの方が増えてきました。

特に、販売やサービス職など土日を休日とすることが難しい職種もあると思いますが、月に何回かは土日の休みが取れる、平日は残業時間を限りなく少なくするなどの対応も必要になってくるのではないかと思います。特にサービス・小売り業などは、全体的に休日日数も少ないため、土日にこだわらず休日増を行っていくことが大切です。

また、土日が休みなものの完全週休二日制でない企業も多いかと思いますが、20代や都心からの移住者などは特に完全週休二日制を希望するケースが増えてきています。若者の採用を積極的に目指していくためには、土日の休みについての検討が大切になってくるでしょう。

7位 肉体的または精神的につらい
8位 職場の人間関係に問題があり環境を変えたい

トップ5には入りませんでしたが、職場での大きなストレスが原因での転職希望者もまだまだ健在です。

ムツビエージェントの現専務が立ち上げた、従業員の定着を支援する「FindHR」では、国家資格と臨床経験を持った心理職のカウンセラーが、テストや面談を通して従業員のストレス状態のチェックなどを行うサービスも提供しています。従業員の離職など、人材の定着に課題がある企業様はぜひご相談ください。ムツビエージェントと連携を取りながらサービスの提供が可能です。

「FindHR」https://findrework.online/lp/corporate.html

2024年の徳島での転職希望者の傾向のまとめ

過去に多かった、「現職でのしんどさの解消」を理由とする転職よりも、「より良い環境を求めた転職」が増えているということがわかりました。働き方改革やハラスメントの意識改善が進んでいる状況がうかがえます。

特に、給与をアップさせたい、休日日数を増やしたい、土日に休みたいなどの理由は上位にもあがっているため、求職者が求人票で必ず見る項目となりますので、自社の基準に問題がないかを改めて考えると良いかもしれません。

番外では、「会社の評価方法に不満がある」「残業を減らしたい」などがありましたが、評価方法や残業時間には大きな不満はないのかもしれません。また、「リモートワークがしたい」「副業がしたい」「子育てしやすい環境で働きたい」も希望はあるものの上位を占める転職理由にはなりませんでした。

求職者の要望の高まりはあるものの、仕事のやりがいや企業の成長性を求め、給与や休日を求めるという、会社員として働く人材として非常に健全な転職理由となったと感じます。

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