
子育て世帯に朗報です。
2025年度から、徳島県で0~2歳児の保育料無償化の取り組みがスタートします。
徳島県は、これから保育事業を運営する市町村と協議して、条件や開始時期について決めていくようです。詳しい情報の発表を楽しみにしたいと思います。
現時点での制度の内容を見ていきたいと思います。
徳島県内の保育料無償化の現状
現在、国が定める保育料無償化は、「所得制限なしの3歳児以上が対象」で、全国一律の対応となります。
また、徳島県では、「世帯年収640万円未満の家庭で、2歳児以下かつ第3子以降のこどもの保育料を無償」としています。
また、徳島県内でも鳴門市や阿南市、板野町は、「所得制限なしですべてのこどもの保育料を無償化」となっています。保育は市町村事業のため自治体レベルで運用が異なっているため、その市町村の方針が大きく反映されます。
改めてのご紹介になりますが、2025年度から開始される徳島県全体としては、新たに第一子~第二子の0~2歳児の保育料無償化となります。所得制限については、世帯年収640万円未満と所得制限つきの制度となります。
保育料を無償化している都道府県
秋田、山形、島根、富山、長野の5県が、一部所得制限を設ける形で実施しています。
2025年9月からは、東京都で、所得制限無しで保育料の無償化を実施することが発表されています。都は所得制限のない保育料の完全無償化を段階的に進め、2019年10月に第3子以降、昨年10月に第2子で実現しました。
まとめ
今回の徳島県の保育料の無償化は、四国では初めての試みとなり、若い世代の方々が徳島の魅力の一つとしてとらえてもらえればと思います。そして、より人手不足が進む徳島で、「働きたい」と思う女性が社会に出て、働き手となる社会制度を作ることもとても大切だと思います。保育料の無償化が段階的に進むことによって、「働いた賃金が保育料に消えていく」という言葉を聞くことは少なくなってきました。
少なくともお金の面で、母親が働きにでることが難しいという現状は解消されつつあるのではないかと思います。
参照:
・毎日新聞2025/2/5 15:15
https://mainichi.jp/articles/20250205/k00/00m/040/101000c
・NHK_徳島 NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20241204/8020021900.html