こんにちは「いつか徳島」の田川です。
前回のコラムでは、女性採用に対して慎重にならざるをえなかった企業様に、
優秀な女性の応募者の面談をしていただくまでの経緯を書かせていただきました。
(※前回コラム:/itsuka/?p=821

その後のご報告ですが、面接を終えたその企業様は、女性応募者の志望動機や実績、
人柄を直接会って高く評価し、「是非採用したいという結論に至った」と教えていただきました。
男女という判断基準ではなく、応募者さん自身の魅力を企業様が直接会って感じていただいたことが、当社としてもとても嬉しく思います。

さて、今回は日本国内の女性活用の現状について数字をもとにお話させていただきます。

★内閣の掲げる女性の活用
日本全体を見ても女性の社会進出が叫ばれています。
現政府は、女性の活用を大きな焦点の一つに取り上げ、
アベノミクスの3本目の矢である成長戦略の中核として「女性の活躍」を推進しています。
具体的には、女性が輝く日本をつくるための政策である
「待機児童の解消」「職場復帰・就職の支援」「女性役員・管理職の増加」を掲げています。
特に、3つ目の女性の役員・管理職増加においては、
「全上場企業において、積極的に役員・管理職に女性を登用していただきたい。
まずは、役員に、一人は女性を登用していただきたい。
上場企業3,608社の女性役員(執行役員は含まない)数は、
505人(1.2%)です(平成23年5月現在)」と発表されています。

具体的な対策として政府は昨日(5月26日)、大手企業の役員に占める男女比を
有価証券報告書に記述することを義務付ける方針を固めたと本日の新聞にありました。
今後、女性の役員・管理職の登用を含め、各施策が進められていくかと思います。

★女性の社会進出の現在の状況
それでは、現状はどうでしょうか。
女性の大学への進学率は、半世紀前と比較すると大幅に改善されています。
学位取得者の約63%は女性という、男性を圧倒する結果が出ています。
しかしながら、内閣府調査では、「女が家庭」という考えを支持する意見は女性も含めて、5割以上にものぼります。(この数字は、2009年の調査では4割だった支持が、2012年に5割に増えています。近年この考え方が改めて増えていることに驚きを感じます)
男性よりも多くの女性が大学に行くなか、結婚後は家庭に入るという考えが根強いことがわかります。

子育てをする女性にとっての再就職はさらに大変です。
子供を持つ女性の就業率では、3歳以下の子供をもつ女性は30%、
6~17歳の子供をもつ女性の就業率は67%となり、子どものいる女性が正社員として就労する場合、
給与水準は同等の男性より61%少ないという状況になります。

以上から、女性活用はまだまだ難しいことがわかります。
アベノミクスの影響で、企業は女性採用への責任は増えるかもしれませんが、
実際に女性を採用してメリットを感じないと採用が進まないのも事実です。

当社は「頑張りたい女性に、思う存分頑張ってほしい」と思います。
つまり、仕事を頑張ること、家庭に入ること、どちらの選択も当社は支持します。
頑張る女性がいないと、企業にとっては女性を採用するメリットがないと思います。
だからといって、以前の「花嫁候補」としてではなく、「戦力」として女性が採用され、
男性同様もしくは育児との両立を考えると男性以上のハードな労働を必要とされる場合もある現代社会において、
すべての人が家庭より仕事を優先できるとも思いません。

そこでいうと徳島という地域は、ライフワークバランスのとれる仕事がある場所だと思います。
私自身も結婚していて、仕事と家庭の両立を目指しています。
福岡から徳島に来て、最近は家族の時間が増えることで、家族の大切さを実感しています。
先日、夫から「僕は幸せだよ」と言われました。福岡にいたときは仕事が忙しかったためか、
対応が大雑把になり、夫は時にむげにされていたように感じたこともあったそうです(笑)

女性も男性も、まずは働き方をご相談いただければと思います。
働き方、生活とのバランスについて、ベストな方法を一緒に探すお手伝いができればと思います。